ブレックファーストミーティング 翻訳業者の海外ビジネスWatch |
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●日本では未だ、馴染みの無い習慣ですが、欧米、特にアメリカでは以前から盛んに行われています。特に、忙しいエクゼクティブが朝7時ごろから、 レストランや会社のミーティングルームに集まり、未だ他の一般社員が出社する前に、すっきりした頭で朝飯を食べながら会議をするのです。
●アメリカヘ行って、このブレックファーストミーティングに招かれたら次のことを心してください。
●絶対に、眠け顔では行かない事。もしあなたが日本からの出張者ですと、時差とか、前日の夜に駐在員か得意先の接待などで、 飲み会が遅くまであったかも知れません。でもブレックワーストミーティングに出席するなら、朝の約束時間の1時間前か2時間前に早起きして、
シャワーを浴びたりして意識をシャキッとしてください。
●アメリカ人にとって朝一はフレッシュなのです。夜更かしを、相手に悟られない事が成功のコツです。もしあなたが朝に弱いなら、前日は1次会で止めておきましょう。
●シャツはキチンとアイロン掛けされたものを着る事。アメリカのエクゼクティブは朝一はピシッとしてアイロンの効いたシャツに、 ネクタイをきちんと結んで来ます。ジャケットを脱いで話し合いになることが殆どなので、シャツのアイロンであなたの第1評価が決まります。ヘアスタイルもきちんと、出来れば爪も清潔に。
●大きな声で、『グッドモーニング、フランク』などと挨拶する事。コツはこちらから先に声を掛けることです。出来れば、フランクの例の様に、 ファーストネームをつけて、おはようと言ってください。そして、すかさず握手を求める事です。何週か前の号でお話したように力を入れて相手の手を握ってください。
●そうする事で、あなたはその朝の会議の正式メンバーと相手から無言で認められます。(大変かもしれませんが、ビジネス成功のための努力です。頑張ってください)
●ブレックファーストは遠慮なく食べる事。前の夜のお酒が残っていても(相手に知られない事が前提ですが)、オレンジジュースを大きなグラスに注ぎ、
おいしそうに飲んでください(マ、酔いさましには、良いかもしれませんね!)
●アメリカですと、マフィン、ベーグル、フルーツ、ヨーグルト、シリアルとコーヒーが定番メニューです。卵は殆どありません。ビジネスの話をしながらですが、
ドンドン食べましょう。ただ、経験ある方はご承知の様に、マフィンは食べるに従い、ぼろぼろになり机を汚す事になりますので、気をつけてください。
●最近はノートPCを自分の前に広げて話をする事が多くなりました。このマフィンの破片はキーパッドの隙間からPC内へ進入しますので、しつこい様ですが、注意しましょう。
●これだけ心がけて、望めば、あなたもブレックファーストミーティングのプロですよ。
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