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@スカイツリー、オープンまで43日
5月22日の東京スカイツリー(東京・墨田)開業を控え、関連消費が盛り上がりをみせているそうだ。土産物は手ごろな食品や雑貨だけでなく、1000万円の記念メダルや精巧なプラモデルなどの高額品にまで広がる。初年度3200万人が訪れる見込みの一大観光拠点の誕生に、早くも商戦は本番を迎えている。スカイツリーの下には、何匹の鰌がいるのだろう?記念メダル製造の東京・台東区の会社は、純金製の開業記念メダルの予約を開始する。なんと重さ1キログラム、価格は税込み1050万円。限定10個で電話や百貨店で受け付けることになっている。バンダイが昨年発売した、スカイツリーを精巧に再現した高さ約90センチメートルのプラモデル(4万2000円)も「30~50代を中心に売れ行きがよい」(同社)という。東武百貨店池袋店ではスカイツリーをモチーフにしたネクタイが3月最終週だけで約100本売れた。スカイツリーの高さ634メートルにちなみ6340円としたが「開業を控え販売が伸びている」。東武百貨店と資生堂が開業日から634個限定で売る香水(6万3400円)は、8割以上が予約で埋まっている。スカイツリーを運営する東武タワースカイツリーによると、同社が公認したスカイツリー関連商品は約450点。これとは別に同社が直販する公式商品も現在200点あるが、開業日には商品数を3倍の600点に増やす。さらに中国では既に、中国語でのスカイツリーという漢字文字が広州で商標登録された、と報じられている。悪名高い中国的商標ビジネスだが、現在、スカイツリーの商標は65万円で売りに出されているそうだ。スカイツリーにまつわるビジネスは当分続く。
@タイタニック号沈没100周年記念航海
豪華客船タイタニック号が処女航海で沈没してから100年目に当たるが、その記念航海と題して、同じ日に同じ人数の船客をのせたクルーズが、イギリスサウザンプトンの港を出港した。12日間の航海で、当時と同じ航路をたどり、食事や船上での催しも当時と同じ事をするそうである。ただ一つ違うのは、氷山に衝突しない事らしい。タイタニック号が氷山に衝突したのは1912年4月15日で、その日には追悼の儀式が行われるよてい。今回の乗客1500人の半分程度は100年前の航海で自分の先祖が実際の災難にあった家族で、より感慨深い航海になるであろう。この航海、価格は40万円から80万円とのことである。
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