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ドイツ人と騒音
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ドイツ人と騒音 翻訳業者の海外ビジネスWatch
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●ドイツに暮らし始めた外国人の殆どが、驚かされる事、と言ったら、ドイツ人の騒音に対する厳しさでしょう。
●こんな話があります。ある企業の駐在員日本人ファミリーが、着任して来ました。まずは家探しです。気に入ったアパートを見つけ、そこを契約し入居しました。
ドイツのアパートは寒さに対するため、壁も厚く頑丈に作られています。
●これから楽しいドイツでの生活、と一家は心を弾ませていました。
●最初の週末に仲間を呼んで、新居のお披露目を兼ねてパーティーです。ワイワイ、ガヤガヤ。そして日本人の2次会となれば、カラオケです。これがいけませんでした。
●普段、日本語での日本の歌など聞いたことの無い、ドイツの隣人達には、決して自慢の喉、には聞こえなかったのでしょう。 30分もしない内に警察が来ました。ドイツでは、直ぐに警察を呼びます。この時、警察は、誰が通報したかは言わず、あなたの隣人の人達、と複数で言います。パーティは直ぐに中止。
●そしてカラオケは解散して、とりあえず、警察にも引き上げてもらいました。さて、夜も更けてきました。パーティーでたくさん飲んだ為でしょうか。 トイレが近くなり、その一家のメンバーは次々にトイレを使用しました。
●そしたら、15分後に、ピンポン。
●玄関を開けると、先程の警察官が、又、怖い顔をして、立っています。(私の経験では、ドイツのポリスは特に怖い顔、とのイメージがあります、ドイツのおまわりさん、ごめんなさい)
●うる覚えのドイツ語では、何を言われているのか、解りません。盛んに、トイレがどうのこうの、と言っているようです。
●困った日本人一家は、ドイツ語のできる友人に電話をして、警察官が何を注意しているのか、を聞いてもらいました。
●何と、トイレの水を流す音が騒がしい、という理由で、『隣人の人達』がクレームをつけ、警察を呼んだのでした。ドイツでは、アパートによっては、 夜の10時から翌朝の5時まで、トイレの水を流す事を禁止している所があります。
●このように騒音に対して、ドイツ人はとても神経質です。又、直ぐに警察を呼びます。
●さらに、南ドイツでは顕著に見られるドイツ人の行動の1つに、他人に対するお節介があります。例えば、あなたの家の前庭がきちんと掃除されていない、
とか、窓が汚い、とか、庭の芝生の手入れをもっとやれ、など遠慮なく言ってきす。
●私の知人の女性(アメリカ人)は、すいている電車の中で足を組んでいた時、突然、隣に座っていたドイツのお婆さんから、注意を受けたそうです。 理由は、女は人前で足を組むべきでない、ハシタナイ、との事らしいのですが、その女性は、余計なお世話、と怒っていました。(ま、アメリカ人には最も理解できない感覚でしょう)
●又、車が殆ど走っていない真夜中に、横断歩道で赤信号を守るのは、ドイツ人と日本人だ、と長年言われていました。最近の日本人は、 赤信号でも渡る人が多くなっていると思いますが、規則を愚直に守る、事の例えです。
●ドイツでは、この話は今でも有効のようで、規則を決める事が好きで、そして、それを愚直に守る事も好き、守らない人は警察へ通報される、という社会ルールができています。
●このようにお節介で、騒音に対して神経質な面を持っているのも、ドイツ人の一面です。
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