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アメリカの英語事情
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アメリカの英語事情 翻訳業者の海外ビジネスWatch
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●日本は今、英語会話ブームですね。でも昔も同じような時期があった様に記憶しています。今回も何度目かのブームです。どうして、日本人は英会話が苦手なのでしょう。
●マーケティング的にも最近の英会話学校の活動をみていると駅前留学、ノバウサギ、聞くだけであなたも喋れるようになる、などキャッチフレーズもよく考えられていて、かなり手が込んでいます。
●それでも、学校教育は日本より一般的に低いとされている国の人達の方が、英会話がうまい国もたくさんあります。
●ところで、アメリカへ行くと場所によっていろいろな英語に出くわしますね。アメリカを旅行された方はご存知と思いますが、 カリフォルニアで話されている英語と、南部(テネシー、ジョージア当たり)の英語とニューヨークの英語では、かなり違います。
●何年か前にこんな事がありました。メンフィス(プレスリーの故郷、テネシー州)へ行った時です。デニーズに入り、早めの昼食を取ろうとしました。 黒人の大きな中年女性のウェイトレスが近寄ってきて(このあたりでは標準サイズとのことですが)、何のオーダーか、と聞きます
●それはどうにか聞き取れたのですが、こちらが、『ブレックファーストメニュー』が出来るかと聞いたところ、『エイーントレディ!』との返答。 カタカナでは上手く伝わりませんが、えっ、8人の女性??? それがどうしたの?と、思わず聞き返しました。
●しばらく考えていると、又、『エイーントレディ!』と返ってきました
●そんな名前のメニューはありません。8人の女性が周りにいるわけでもありません。いたらよかったのですが、実は一人でした。(笑い)
●何と彼女は『It ain't ready!』を 短く言ったのです『ain't』は、南部でのBE動詞の否定形で、標準英語では『isn't』です。これも後になって知りました。
●つまり、用意できない、との事だったのですが、その時はどう考えても英語で答えられているとは思えませんでした。
●という事で、コミュニケーションは成立せず、必ず通じる、チーズバーガーとコーク、に落ち着きました(笑い)。 この2つは世界のどこへ行っても、どんな発音で誰に言っても、通じます。よーく考えると、これはすごい事なのです。(体験から来る実感です)
●以上の話は小さな一例ですが、英語だけでも沢山の種類があるのに、これに加え最近のアメリカでは、スペイン語の影響がドンドン強くなってきています。
統計では、既にアメリカ人の10%がスパニッシュ系で、彼らは日常生活では主にスペイン語を使っています。
●又、スペイン語の混じった英語を、アメリカではスパングリッシュと言いますが、メキシコの国境に近いアメリカの町の小学校では、授業時間以外は、生徒がこのスパングリッシュばかりを話し、先生達の問題になっている(英語が上手くならないので)と聞きました。
●そういえば、マイアミでは確かにスペイン語の方が英語より良く通じますね。 ここはメキシカンの影響ではなく、キューバンの影響ですが、 サンディエゴ、テキサスの都市でも、マイアミほどではありませんが、スペイン語で十分に生活が出来ます。
●この様な事を書いたのは、アメリカではたくさんの人が英語を語源とした英語崩れの言葉(広義の英語)を話しているのが、現実です。 発音、単語、文法の正しさをどうのこうの、と言っている暇はありません。
●ですから、日本人も恥ずかしがらずに、ドンドン知っている単語をつないでいけば良いのです。カッコをつける必要はありません。 アメリカ人の殆どは、映画の中で皆が喋っているような、英語を話していないのですから。
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