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アメリカの雇用統計発表他

 
 

@アメリカの雇用統計発表
昨日アメリカの雇用統計が発表された。それによると失業率は8.3%で前の発表と同じであるが、ワシントンポスト紙によると227,000人が新たな雇用についたとの事。失業率は昨年9月が最悪の9.1%で、それ以後すこしずつ改善され、8.3%になっている。同紙はこの改善は大統領選挙までにあと0.3%改善が進み8.0%までいくであろうと伝えている。背景にはドル安、景気浮揚の為の低金利政策、雇用促進対策がある。今回の改善は主にヘルスケア関連、製造業関連、そして政府関連雇用が寄与したようだ。ただこれらの雇用の中には期間限定雇用も入っているので、今回仕事に就けた人たちがその仕事を長い間続けられるかどうかは疑問視されている。以前から述べているように、大統領選挙の為の現政権のてこ入れ景気との見方も出来、もし今年は景気をどうにか悪化させないで乗り切れたとしても、来年は大不況になる事が既に懸念されている。欧州では英国でオリンピックが開催されるが、オリンピックイヤーの翌年は開催国が不景気になる、というサイクルがあり、それが欧州の景気の足を引っ張る事も予想される。今回のアメリカの雇用統計はとりあえず良いニュースで、世界の株価が好感したが、足元をみると薄氷を踏む状況である事には変わりがない。

@ハワイとアメリカ軍
今週はハワイに滞在している。生憎と天気が悪く、マウイ島、カウアイ島等では地盤沈下、洪水などの被害が出て、連日テレビのニュースで甚大な被害を伝えている。日本でなら、強力な台風が日本列島を縦断した様である。さて今回は、現地で仕入れたアメリカ軍に関する話題である。パールハーバーは今でもアメリカにとって一大軍事基地となっている。太平洋の真ん中に位置する事から海軍にとって戦略上、大変重要である事は言うまでもない。米海軍太平洋総司令部はサンディエゴにあるが、その前線基地としてのハワイはサンディエゴに並ぶくらいに重要な位置を占める。同時に、海兵隊、海軍航空隊、空軍も太平洋司令部をハワイにおいている。空軍はヒッカム空軍基地に太平洋13軍、海軍は第7艦隊がハワイに母港がある。東西冷戦が20年前に解消した事、アメリカの軍事予算が縮小された事で、軍事基地の世界戦略も大きく変わってきている。太平洋でみると、フィリピンのスービックベイ(海軍)、クラークベース(空軍)の閉鎖による軍隊拠点の再配置が起こり、韓国、日本(沖縄含む)、ハワイを3点として、いかに中国、ロシア、北朝鮮に対峙するかが焦点となっている。韓国にも多くの米軍が駐留しているが、それは主に北朝鮮対策である。それに対して、日本とハワイ(それにグアム)の基地は中国への、それも中国艦隊が太平洋を自由に活動できないような戦略を敷いている。又有事には海兵隊が先兵として活動する必要があるので、海兵隊の駐留場所も重要な戦略となる。そこで沖縄が重要な地勢的ポイントになる。地図を広げると簡単に分かるが、中国艦隊が太平洋に出るには、津軽海峡か沖縄近海を通らざるを得ない。そこに目を光らせる事で、彼等の行動が把握できる。その為に日本はアメリカの軍事戦略用大変重要であり、沖縄もその1つになる。いくら近代兵器が発達しても人手を使って相手の領土を確保したり、反撃を行う為にもキチンとした戦略で、準備をしておくことだ。日本は第2次大戦の経験や憲法上の制約で、軍事活動に対するアレルギー拒否反応をするが、冷静に自分たちを守る為の戦略を議論して、コンセンサスを作り上げていく必要がある。

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